ルフトハンザ、ドイツの客室乗務員とグランドスタッフに短時間労働を導入

ルフトハンザ、ドイツの客室乗務員とグランドスタッフに短時間労働を導入

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ルフトハンザ・グループ

ルフトハンザドイツ航空は2020年3月30日(月)、フランクフルトとミュンヘンを拠点とする客室乗務員とグランドスタッフに短時間労働を導入する契約を労働組合などと締結したと発表しました。これらには経営層も含まれ、同社の約35,000人の従業員のうち少なくとも27,000人に適用されます。パイロット組合「Vereinigung Cockpit(VC)」とは、短時間労働について、3月末現在で合意に至っていません。

短時間労働の導入で、新型コロナウイルス(COVID-19)で困難な時期に、従業員の雇用を守ることを目的とし、当面の間、短時間労働によって減少する給与の最大90%までを補填する方針です。

このほか、監査委員会や取締役会、経営陣は最大25%の報酬を自主的に減額、また2019年度の配当を中止し、ルフルトハンザの流動性確保に努めます。

ルフトハンザ・グループの30社以上の企業で、ドイツの雇用契約を結ぶ従業員は短時間労働を既に、もしくは徐々に開始しており、オーストリア航空、スイスインターナショナルエアラインズ(SWISS)、ブリュッセル航空など、ドイツ、スイス、ベルギーを拠点とする航空会社にも適用されます。

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