エールフランス-KLM、追加融資で両国政府や金融機関と協議を実施

エールフランス-KLM、追加融資で両国政府や金融機関と協議を実施

ニュース画像 1枚目:エールフランス航空 777-300
© Air France
エールフランス航空 777-300

エールフランス-KLMグループ、エールフランス航空、KLMオランダ航空は2020年4月9日(木)、新型コロナウイルス(COVID-19)による打撃への対応として、フランス政府、オランダ政府、また金融機関との話し合いを実施していると発表しました。

エールフランス-KLMグループは、各国政府の入国規制などに伴い、今後数カ月間のフライトは前年の10%未満に落ち込むほどの大幅な運休・減便を行います。顧客と従業員の保護、また財政的な持続可能性を保つための施策として、これまで税金の支払いや空港などへの支払い延期に関する交渉などを行っています。このほか、コスト削減策は、前回の発表より3億ユーロを追加した計5億ユーロに拡大、一部機材の早期退役や、投資計画の見直しも検討しています。

しかしながら、これらの施策を考慮しても、2020年第3四半期には追加融資が必要となることが予測されており、適切な流動性レベルを確保・保持するために、グループは両国政府と金融機関とさらに掘り下げた協議を開始しており、現時点では必要とされる追加融資を受けることができ、現在の危機を乗り越えた際に運航を再開できると説明しています。

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