ドイツ空軍は2020年3月31日(火)、トーネードECRが対ISIL作戦任務を終了したと発表しました。
ドイツ連邦議会は2015年12月4日(金)、「生来の決意作戦(OIR)」への参加を決議し、2016年1月8日(金)からトーネードECRが対ISIL作戦に就き、2,467回のミッションフライトを行い、有志連合に計11万4,000枚弱の航空写真を提供しました。
トーネードECRはトーネードIDSをベースに開発した、全天候・昼夜間に侵攻戦術航空偵察任務に対応可能な電子戦闘偵察機で、敵防空制圧(SEAD)や電子情報収集(ELINT)などの機能を持つ作戦機です。ドイツ空軍は35機、イタリア空軍は16機を導入しています。