エアアジア・グループ、トニー・フェルナンデスCEOがメッセージ

エアアジア・グループ、トニー・フェルナンデスCEOがメッセージ

ニュース画像 1枚目:トニー・フェルナンデスCEO
© AirAsia
トニー・フェルナンデスCEO

エアアジア・グループのトニー・フェルナンデスCEOは2020年4月12日(日)、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響に関するメッセージを発表しました。

現在、新型肺炎の影響により機材の96%は地上停止となり、収益を上げる機会が失われているにも関わらず、航空会社には航空燃料やリース会社などへの支払いが大きな負担となっています。トニー・フェルナンデスCEOとカマルディン・メラヌン会長は給与を返上、社員も一定の割合で給与削減するなど、エアアジア・グループはコスト削減に励み、運航再開を目指して準備を行っています。

また、払い戻しを受けられないことに不満を感じている搭乗者がいることを承知しているとした上で、代替案として提供しているクレジットアカウントが、現時点でエアアジアができる最良の解決策であり、80%以上の搭乗者がこれを受け入れていると説明しています。クレジットアカウントは、365日間の有効期間があり、フライトの日程を何度でも変更できます。条件を満たす場合には返金も受け付けていますが、申請数が多く、12週間から16週間ほどかかる見込みです。

なお、チャットボット「AVA」は通常の10倍のリクエストを処理するなど、通常よりもはるかに多くの問い合わせがあり、エアアジアではカスタマーサポートチームを増員し、24時間体制で対応していますが、対応に時間がかかることに対する理解と協力を顧客に呼びかけています。

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