鳥取と米子2空港の搭乗者数、1月まで好調も新型コロナで前年度割れ

鳥取と米子2空港の搭乗者数、1月まで好調も新型コロナで前年度割れ

鳥取県は、鳥取空港と米子空港における、2019年4月1日(月)から2020年3月31日(火)までの国内線搭乗実績を発表しました。

これによると、1月までの搭乗者数は前年度を上回るレベルで推移していたものの、2月以降に新型コロナウイルス(COVID-19)による需要減少に伴う減便などが影響し、全体では前年度を下回る結果となっています。

1日5便を運航した鳥取空港では、提供座席数は前年比98.1%の596,652席、搭乗者数は95.1%の388,696人で、搭乗率は2.1ポイント減の65.1%でした。2019年4月から2020年1月までの搭乗者数は前年比100.5%に対し、2月が97.9%、3月は42.4%と減少しているものの、2019年度の累計搭乗者数は過去2番目の多さを記録しました。

1日最大6便を運航した米子空港では、提供座席数が前年比108.0%の853,262席、搭乗者数が97.9%の577,072人、搭乗率が7.0ポイント減の67.6%でした。2019年4月から2020年1月までの搭乗者数は前年比103.7%に対し、2月が99.2%、3月は42.7%と減少しているものの、2019年度の搭乗者数は、米子空港において過去3番目に多い数字となりました。

なお、鳥取県では、利用者増加を目指した2020年度の取り組みとして、全日空(ANA)とタイアップした誘客キャンペーンや、運賃助成事業、レンタカー助成事業の継続実施を計画しています。

期日: 2019/04/01 〜 2020/03/31
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