アメリカ空軍、州兵航空隊(ANG)イリノイ州第169空輸飛行隊のC-130Hハーキュリーズ「93-2041」は2020年4月8日(水)、新型コロナウイルス(COVID-19)感染対策でオレゴン州ユージーンで医療用隔離ポッドを250基搭載し、シカゴ・ミッドウェー国際空港まで空輸しました。
2,150マイルの距離を陸上輸送で3日間かけていましたが、C-130Hを使うことで一晩まで時間を短縮しました。医療用隔離ポッドはシカゴのマコーミックプレイスコンベンションセンター内で組み立てられた代替医療施設で使用します。
C-130ハーキュリーズは、ターボプロップ4発の戦術輸送機で、1954年8月23日(月)に初飛行して以来、現在も主力輸送機として現役で活躍しています。アメリカ空軍のほか、世界60カ国以上の軍隊や民間で運用され、生産数は2,500機超を数えてもなお、製造が継続されています。