ゴル航空、737MAXの補償や確定発注の機数削減でボーイングと合意

ゴル航空、737MAXの補償や確定発注の機数削減でボーイングと合意

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ブラジルのゴル航空は2020年4月14日(火)、 ボーイングと737MAXの補償や将来の発注、支払いスケジュールなどに関する契約を合意したと発表しました。

ゴル航空は約20年前の設立以来、ボーイングの機材のみを使用し、これまで737は250機以上を受領するなど、737シリーズの最大顧客の1社に数えられています。2019年第1四半期に規制当局による737 MAXの運航停止を受け、ゴル航空が保有する同機種7機にも影響が及んでいます。

これらを考慮した結果、ボーイングは需要に応じ、機動的な機材要件でゴル航空に補償と柔軟性を提供します。合意内容の詳細は明らかにされていませんが、現金での補償と34機の発注キャンセルにより、確定発注の機数は129機から95機に縮小することが公表されています。

なお、ゴル航空は737-8-MAXを737-10-MAXに切り替える契約を締結していますが、34機の発注キャンセルはいずれの機種、機数の内訳かは今後、ボーイングの発注・受注リストで明らかになるとみられます。

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