フィンエアー・カーゴ、A350で貨物輸送 運休中の旅客機を活用

フィンエアー・カーゴ、A350で貨物輸送 運休中の旅客機を活用

ニュース画像 1枚目:貨物を搭載するフィンエアーのA350
© フィンエアー
貨物を搭載するフィンエアーのA350

フィンエアーは新型コロナウイルス(COVID-19)で大部分の航空機が運航を停止するなか、フィンエアー・カーゴが最新機材を活用する方法を見出しています。

フィンエアーは旅客中心の航空会社で、フィンエアー・カーゴは輸送能力を縮小していましたが、運休しているA350-900を貨物輸送用に使用しました。3月28日(土)にヘルシンキから仁川に向け運航されたA350には約40トンの魚介類や生鮮食品を搭載し、輸送しました。

韓国市場は特に魚介類などの食品を必要とし、ヨーロッパ市場では、新型コロナウイルス対策で必要とされる医薬品や、アジアで製造された一般貨物や電子機器を求めており、フィンエアー・カーゴはこれらの需要に対応します。

なお、韓国に加え、日本や中国も高い需要がある地域で、今後、さらに多くの旅客便を活用した貨物専用便の運航拡大が期待されています。日本では、成田へ2便の運航が計画されており、増便も計画されています。

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