ボーイング、737ビジネス・ジェットでマスク54万枚を中国から輸送

ボーイング、737ビジネス・ジェットでマスク54万枚を中国から輸送

ニュース画像 1枚目:中国でマスクを搭載するボーイング・ビジネス・ジェット
© ボーイング
中国でマスクを搭載するボーイング・ビジネス・ジェット

ボーイングは2020年4月18日(土)、所有する737-700、機体番号(レジ)「N839BA」を使用し、中国からアメリカに個人保護具(PPE)を輸送する初の新型コロナウイルス(COVID-19)ミッションフライトを運航しました。医療用マスク54万枚がニューハンプシャー州の最前線で闘う医療従事者に届けられています。

ボーイング・ビジネス・ジェットで運航されたこのフライトは、FIRST RoboticsとDEKA Research and Development Corporationの創業者で、セグウェイなどの発明で有名でなディーン・ケーメンさんとの提携により実現しました。ケーメンさんは、DEKAと協力して中国のメーカーからフェイスマスクを確保し、FIRST Roboticsと長期に渡る関係性を構築しているボーイングに輸送を依頼しました。

ボーイングはこのほか、787の各種部位を輸送するため747-400を改造した大型特殊貨物機のボーイング・ドリームリフター、航空機の安全飛行と環境性能の向上を実現するため、様々なテクノロジーを実際の航空機に搭載して飛行試験する「エコデモンストレーター」による追加輸送も計画しています。ボーイングは、アメリカ政府と密接に連携し、最も支援を必要とする地域のサポートに取り組みます。

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