KLMオランダ航空、役員報酬の調整案を取り下げ

KLMオランダ航空、役員報酬の調整案を取り下げ

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KLMオランダ航空

KLMオランダ航空では2020年4月18日(土)、ピーター・エルバース代表取締役社長兼CEOの2020年度の賞与の取りやめ決定を受け、KLM監査役会とエルバースCEOは、年次株主総会の議題となっていた役員報酬の調整案を取り下げることを決定しました。

この調整案は、新型コロナウイルス(COVID-19)による危機が本格化する前から準備されていたもので、KLMの報酬方針とエールフランス-KLMのCEOに対する報酬方針とを調整することを目的としたものでした。

パンデミックの影響を考慮し、CEOとの協議により、2020年度のボーナスは支給しないことが決定しています。また、これより前に、2020年度の取締役の固定給の昇給は行わないこと、また配当金の支払いがないことも決定されています。

ピーター・エルバースCEOは、現在の焦点は報酬ではなく、会社の存続とオランダのためにKLMを保持することであり、報酬方針の調整案が誤った印象に受け止められたことが残念だとコメントしています。

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