ボーイングは2012年7月10日、エンブラエルとA-29スーパーツカノの武装インテグレーションについて提携するとファンボロー・エアショー会場で発表しました。
エンブラエルA-29スーパーツカノは2011年末、アメリカ空軍からアフガニスタンに供与されるLAS(軽航空支援)計画に一旦は採用が決まりましたが、今年になって白紙に戻されていました。ボーイングとの提携はこれに再採用されるための方策と見られます。
ボーイングとエンブラエルは2012年4月に広範な協力協定を合意しており、民間航空機の効率性と安全性、燃費向上の技術研究や、KC-390軍用輸送機の市場調査と販売協力などが具体化しています。