ポルトガル空軍は2020年4月23日(木)、北大西洋条約機構(NATO)で実施される航空総合演習「NATO タイガー ミート 2020」を2021年に延期すると発表しました。
「NATO タイガー ミート 2020」は5月10日(日)から5月21日(木)にポルトガル・ベージャの第11航空基地で開催する予定でしたが、新型コロナウィルス(COVID-19)感染拡大を受けて延期を決めました。新たな日程は2021年5月2日(日)から5月14日(金)で、開催地はポルトガル・ベージャの第11航空基地です。
「NATO タイガー ミート」は1961年から開催される伝統ある演習です。参加国の飛行隊が持ち回りでホストを務め、開催国が毎年変わるユニークな航空総合演習です。参加する部隊はすべて、部隊マークのデザインに虎のモチーフを取り入れ、参加している航空機に派手なトラのスペシャルマーキングで有名な演習です。
前回の「NATO タイガー ミート 2019」はフランスのモン・ド・マルサン118航空基地で開催され、ポルトガル空軍の第301飛行隊「ジャガー」が最優秀の飛行隊に贈られる「シルバータイガー」トロフィーを受賞しました。