787搭載エンジン、トレント1000-TENを開発へ-燃費3%改善

787搭載エンジン、トレント1000-TENを開発へ-燃費3%改善

ロールスロイスはトレント1000-TEN(Thrust, Efficiency and New technology)エンジンのアップデートを発表、現在のトレント1000エンジンと比べ、3%の燃費改善につながると発表しました。トレント1000-TENは787の全シリーズに搭載が可能。787への搭載は2016年を予定しており、この時期には787-8、787-9に搭載することになりそう。もちろん、開発中の787-10Xへの搭載も視野に入れて作られるエンジンです。

トレント1000-TENには、トレントXWBで開発した技術もつぎ込まれるなどして3%の改善につながるもの。ロールスロイスではこれまでの試験をへてトレントXWBが現在の最先端の技術が詰め込まれた高バイパス比ターボファンエンジンとしており、この技術をトレント1000-TENにつぎ込みます。

なお、トレント1000はすでにデリバリーされた787型では全日空(ANA)の機材に搭載されています。

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