きりさめ、中東へ5月10日出港 2週間は日本近海訓練で実質「隔離」

きりさめ、中東へ5月10日出港 2週間は日本近海訓練で実質「隔離」

ニュース画像 1枚目:きりさめ
© 海上自衛隊
きりさめ

自衛隊統合幕僚監部は2020年5月1日(金)、中東方面で情報収集活動のため派遣されている第2次水上部隊の交代のため、護衛艦「きりさめ(DD-104)」を派遣すると発表しました。

5月10日(日)に海上自衛隊佐世保基地から「きりさめ」が中東地域に向けて出港する予定です。隊員数は約200名で、指揮官は8護衛隊司令の横田和司1等海佐、護衛艦「きりさめ」艦長は白石豪2等海佐です。

6月前半に現在の「たかなみ」から任務を引き継ぎ、情報収集活動を開始する予定です。新型コロナウイルスの流行を受けて出港前に「きりさめ」の隊員に対して臨時に健康診断を行い、出港後も感染予防策を実施、徹底します。さらに「きりさめ」は出港後、およそ2週間は日本近海で訓練を実施し、船上隔離の体制をとります。

「きりさめ」は、SH-60J/K哨戒ヘリコプターが搭載されているむらさめ型護衛艦の4番艦です。基準排水量4,400トン、全長151メートル、全幅17.4メートル、最大速力30ノット、62口径76ミリ単装速射砲、高性能20ミリ機関砲(CIWS)、90式艦対艦誘導弾(SSM-1B)/ハープーン4連装発射筒、VLS、3連装短魚雷発射管が搭載されています。

期日: 2020/05/10
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