サーブ、グリペンDで新型AESAレーダーの飛行試験

サーブ、グリペンDで新型AESAレーダーの飛行試験

ニュース画像 1枚目:新型AESAレーダー
© Saab
新型AESAレーダー

サーブは2020年4月28日(火)、新型の戦闘機用レーダーの飛行試験を完了したと発表しました。飛行試験を行ったのは、Xバンドアクティブ電子走査アレイ(AESA)レーダーです。このレーダーは、PS-05/Aレーダーのファミリーに追加される予定です。

サーブは、AESAの技術開発を続け、初の飛行試験ではグリペンDに搭載し、レーダーが目標を捕捉追跡してデータを収集する事に成功しました。レーダーは戦闘機用にコンパクトに設計され、様々な機体に適合させることができます。

開発中のAESAレーダーは、低消費電力と耐熱性の向上をもたらす材料である窒化ガリウム(GaN)を特徴としています。これにより小さなターゲットに対するパフォーマンスが向上し、対電子対策(ECCM)機能が強化され、より高度な兵器をサポートする機能が向上します。

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