A-10サンダーボルトⅡ、戦闘での機体損傷をテレワークで修復

A-10サンダーボルトⅡ、戦闘での機体損傷をテレワークで修復

ニュース画像 1枚目:A-10サンダーボルトⅡ、メンテナンス前のイメージ
© U.S. Air Force
A-10サンダーボルトⅡ、メンテナンス前のイメージ

アメリカ空軍ライフサイクル管理センター(AFLCMC)は2020年5月3日(日)、戦闘でダメージを受けたA-10サンダーボルトⅡが展開先の基地で修復作業を実施するため、ユタ州のヒル基地にA-10部門のメンテナンスチームを編成しました。このメンテナンスチームはテレワークで損傷具合を評価し、A-10が展開している基地に指示を出し、整備部隊のクルーが実際に修復作業にあたり、機体を空に戻します。

作業はEメール、バーチャル・プライベート・ネットワーク(VPN)を介したファイル共有、電話などで管理し、編成されたチームの構成員たちはテレワークを継続し、実際に顔を会わすことなく作業を進めました。

胴体下部の銃弾跡や亀裂などのダメージを画像で調査し、修復の進め方を決めて作業を実施し、24時間以内に作業完了にこぎつけ、機体は部隊に復帰しました。

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