エミレーツ・スカイカーゴは2020年5月から、貨物の定期便就航地を6大陸、67都市へ拡大しました。
対象は中東11都市、アフリカ7都市、アジア22都市、オーストラレーシア6都市、ヨーロッパ15都市、アメリカ大陸6都市です。67都市のうち58都市には、約40トンの貨物を積載できる旅客機777-300ER、24都市には100トンを積載できる777貨物機が運航されています。
3月末時点では777-300ERを貨物便として運航したのは12都市でしたが、わずか1カ月の間に、65都市以上に就航地を拡大したことになります。
エミレーツ・スカイカーゴは、4月に定期便やチャーター便として、777-300ERで1,650便以上、777貨物機で850便以上を80都市以上に運航し、2020年1月以降から計算すると、37万5,000トン以上の貨物を輸送しました。
なお、エミレーツ航空は現在、777貨物機を11機、旅客便777-300ERを約60機、貨物専用便として運航しており、貨物オペレーションを最適化するため、777-300ERの客室内の頭上収納や座席に貨物への搭載もスタートし、追加で最大24トンの輸送能力を提供します。