イタリア空軍のピサ空軍基地第46航空旅団のC-130Jスーパーハーキュリーズは、2020年4月7日(火)以降に新型コロナウイルス(COVID-19)感染対策で、イタリアとドイツに約120トンの医療物資や患者輸送を担いました。
患者輸送のため、別の病院への移動について14回の飛行を実施し、医療物資の輸送ではマスク、個人用保護具、呼吸器などの機器や衛生用品をイタリアの8地域に22便で空輸しました。
イタリア空軍のC-130Jは、2004年のスマトラ島沖地震や、2005年のハリケーン・カトリーナなどで人道支援を行いました。
イタリア空軍はC-130J、C-130J-30、KC-130Jの21機を運用しています。C-130Jは、ロールス・ロイスの開発したターボプロップエンジンAE2100を4基搭載しており、全幅40.41メートル、全長29.79メートル、全高11.84メートル、最大離陸重量74,389キログラム、巡航速度644キロメートル、航続距離2,963キロメートルです。