ニュージーランドのオークランド空港は新型コロナウイルス(COVID-19)による各航空会社の運休・減便などを受け、2,600万ドルの滑走路の舗装改修計画を前倒しして、2020年5月下旬から開始します。
オークランド空港は5月時点で、発着回数は通常よりも90%から95%減少しています。これを、以前から計画されていた滑走路の改修工事を早めて実施する機会としています。
機材は既存の滑走路を使用し続けますが、8週間から10週間を見込んでいる工事期間の間、1.1キロメートル分が短縮されます。これは世界の空港における滑走路工事で良く使われる方法です。替わりに誘導路を滑走路として利用する選択肢も検討されましたが、誘導路を短期間に安全で利用可能とするのは難しいと判断されました。