チャレンジャー650、VIPから航空医療搬送に短時間で仕様変更

チャレンジャー650、VIPから航空医療搬送に短時間で仕様変更

ニュース画像 1枚目:ジェットフリートのチャレンジャー650
© ジェットフリート
ジェットフリートのチャレンジャー650

フィンランドの大規模な産業コングロマリットWihuriグループのジェットフリートは、チャレンジャー650を新型コロナウイルス(COVID-19)に伴う航空医療搬送便を運航しました。使用したチャレンジャー650は、ボンバルディアが2020年3月26日(木)に納入したばかりで、パンデミックで世界中の空港や国境が閉鎖される中、ジェットフリートは受領後すぐに仕様を変更し、数十人の患者の帰国を支援しました。

ジェットフリートのチャレンジャー650は、客室が12人乗りから16人乗りのVIP仕様です。医療搬送としてフライトする際は、ストレッチャー2台、携帯用隔離ユニット、個人用保護具、COVID-19テストキットを完備し、医療チームが搭乗できる航空医療搬送仕様で、VIPから医療用に機内仕様を迅速に変更できます。

ジェットフリートは14日間で100時間を飛行し、その最長のフライトは、ヘルシンキからポルトガル、イタリア、マリ、カナリア諸島、リベリア、南アフリカ、セーシェル、アフガニスタン、エストニアまで、5日間で3大陸を横断しました。

この実績により、チャレンジャー650は理想的な機密性やアクセス利便性から非常に有用なビジネスツールであると同時に、次世代の航空医療搬送機として優れた選択肢であるとが証明されたとボンバルディアもアピールしています。

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