第七管区海上保安本部は2020年4月1日(水)から、航空基地を福岡空港から北九州空港に移転し、北九州航空基地として業務を開始しています。北九州空港の24時間体制を活かし、この基地は24時間運用に対応し、夜間、遠距離でも迅速、かつ広範囲な海域の捜索救助や警戒監視に対処可能で、九州北部周辺海域の捜索救助・警戒監視体制の強化につながります。
北九州航空基地には、2月に就役した愛称「わかたか」の「JA575A」のファルコン2000EXをはじめ、計10機の航空機が配属されています。10機の機種内訳は、固定翼機のファルコン2000EXが1機、ビーチ350が2機に加え、小型機のセスナ172「あまつばめ」が新たに5機配属され、回転翼機はアグスタ139が2機です。
なお、「あまつばめ」は海上保安学校宮城分校北九州航空研修センターで、飛行機操縦要員養成のため、使用されます。