アルゼンチン空軍で活躍したボーイング707-387B、シリアル「TC-91」は飛行学校で学生の技術トレーニングの教材として保存されています。
「TC-91」は、1975年に貨客混載型をシリアル「T-01」で導入し、第1航空群で運用を開始しました。1977年にアメリカで改装したのち「TC-91」に再登録し、1982年のフォークランド紛争では、洋上哨戒に使われたことがあるものの、1992年まで大統領搭乗機として運用されました。退役は2006年5月15日(月)で、飛行時間は24,800時間に登りました。
ボーイング707は、自社資金で開発した367-80ベースに開発、1957年12月20日(金)に初飛行しました。生産ラインが1990年に閉鎖されるまで、軍民合わせて1,010機が生産されています。