エアバスは2020年5月19日(火)、アメリカ・アラバマ州モービルのA220専用の最終組み立て施設を稼働しました。ジェットブルー初のA220となる部品も受領し、2020年後半に引き渡しを目指し、最終組み立て作業に着手しています。ジェットブルーはデルタ航空に続き、アメリカで製造されたA220を受領する2番目の航空会社となります。
エアバスは、A320ファミリーの既存の最終組み立てライン格納庫とサポート格納庫を使用し、2019年8月からモービルでA220の製造を開始しました。今回、27万フィートの新施設の稼働を開始し、アラバマ州の工場敷地が倍に拡大しました。新施設ではA220-100とA220-300の両方の派生系を生産します。
A320ファミリーからA220まで、モービルにおける民間航空機の生産能力の拡大は、グローバルな航空機メーカーとしてのエアバスの地位をさらに強固なものとします。なお、新施設はA220の2番目の組み立て工場で、A220の主要生産施設とプログラム本部はカナダのミラベルに所在しています。