テラ・ラボが3億円の資金を調達、大規模災害対応ドローンの実用化めざす

テラ・ラボが3億円の資金を調達、大規模災害対応ドローンの実用化めざす

ニュース画像 1枚目:実用化を目指す長距離無人航空機
© テラ・ラボ
実用化を目指す長距離無人航空機

長距離無人航空機の研究開発を行う研究開発型ベンチャー企業のテラ・ラボは、2020年5月20日(水)、商工組合中央金庫などの金融機関から総額3億円の資金調達に成功し、2019年度に採択を受けた2つの補助事業を完遂したと発表しました。

2つの補助事業では、写真測量やレーザー測量といった航空測量技術を応用した3次元モデル生成を行い、大規模災害発生時に活躍する衛星通信制御長距離無人航空機、車両型地上支援システム、機体で収集した情報の共有システムの開発を目標としていました。

2020年度は、この航空測量技術を活用した大規模災害対応技術の実用化と事業化をめざし、有人機との衝突回避技術の搭載など、開発中機体のさらなる高度化を図ります。

将来的には、南相馬市復興工業団地に拠点を整備し、東日本大震災の復興支援として、被災地域での産業振興と雇用創出に貢献する方針です。

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