エア・アスタナが国際貨物部門を設立、767-300をセミカーゴに改造

エア・アスタナが国際貨物部門を設立、767-300をセミカーゴに改造

ニュース画像 1枚目:座席を取り除いたエア・アスタナの767-300機内
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座席を取り除いたエア・アスタナの767-300機内

エア・アスタナは2020年5月24日(日)、3機の767-300を改造し、国際貨物部門を立ち上げる計画を発表しました。3機の767-300は、2013年からエア・アスタナの旅客機として使用されていました。

新型コロナウイルス(COVID-19)による打撃を受け、同社の全体的な運航計画を戦略的に見直す必要があり、また、ここ数カ月で貨物輸送の需要が大幅に増加しているため、この決定に至りました。

1機目の767は、アルトマイにあるエア・アスタナの技術センターで、全ての座席と旅客設備を取り除き、すでにセミカーゴ機への改造が進められています。

エア・アスタナはこれまで767の座席上に貨物を積載し、医療機器や物資の増加する輸送に対応していましたが、重量や積載量に厳しい制限がありました。今回セミカーゴに改造した767を運航することにより、貨物輸送量を増大することができます。

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