AF-KLM、2019年環境目標を達成 次のCO2削減目標は50%減

AF-KLM、2019年環境目標を達成 次のCO2削減目標は50%減

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エールフランス-KLMグループ

エールフランス-KLMグループは2020年6月2日(火)、2019年版の持続可能な開発報告書を公表、2020年の目標値を前倒しで達成したと発表しました。同グループは、2030年までに搭乗者1人当たりの1キロメートル当たりの二酸化炭素排出量を、2005年比で50%削減するという大きな目標を新たに設定しています。

エールフランス-KLMグループは航空輸送業界における持続可能性分野のリーダーとして認知されており、2019年の「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス」航空会社部門で1位にも選定されています。2030年の目標として、リサイクルされない廃棄物を2011年比で50%削減するほか、地上オペレーションからの排出量をゼロとする方針も掲げています。

エールフランス-KLMグループのベンジャミン・スミスCEOは、2019年の環境目標を達成できたのは83,000人の従業員の努力のおかげであると感謝の意を伝えるとともに、新型コロナウイルス(COVID-19)による危機は、民間航空への変革に拍車をかけ、生態系と経済のバランスを模索する中で、より持続可能な未来へと移行していく同グループの長期的なコミットメントを強化する機会であるとコメントしています。

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