南紀白浜エアポートは2020年6月3日(水)、センスタイムジャパンと南紀白浜空港内の緑地帯で、草刈り自動化の有効性と適用可能性を検証する実証実験を実施すると発表しました。
南紀白浜エアポートでは、施設の維持管理にIoTを活用した先進空港を目指す取り組みを行っており、センスタイムが開発中の画像認識技術を活用し、空港敷地内の草刈り作業の自動化と無人化を目指します。
これまで、草刈は空港運用時間の終了後の夜間に限定されており、作業員の確保や夜間作業中の空港施設の破損などが課題となっていました。このため、この実証実験で適用可能性が実証されれば、空港施設への衝突を確実に回避した草刈りが無人で実施可能になり、効率的な運用が実現します。
実験期間は5月25日(月)から2021年3月31日(水)までが予定されていますが、延長する場合もあります。