関西エアポートの20年3月期決算、新型コロナで初の減収減益

関西エアポートの20年3月期決算、新型コロナで初の減収減益

ニュース画像 1枚目:関西国際空港
© 関西エアポート
関西国際空港

関西エアポートは2020年6月4日(火)、2019年4月から2020年3月までの第5期会計年度の連結決算を公表しました。営業収益は2%減の2,158億円、営業利益は8%減の524億円、経常利益は11%減の412億円、当期純利益は13%増の335億円で、2016年の創業以来初の減収減益となりました。

新型コロナウイルス(COVID-19)による打撃で、営業収益が192億円、営業利益は130億円のマイナスとなりましたが、前期の台風被害に関わる保険金を2019年度に多く受領したことにより特別損益が前期から106億円改善し、当期純利益は13%の増益となっています。

旅客数については2020年1月までは好調に推移していましたが、新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により、関西国際空港と大阪国際(伊丹)空港で年度を通じて前年を下回り、それぞれ64万人減、53万人減を記録しています。なお、神戸空港では規制緩和の影響もあり、旅客数は10万人増となりましたが、3空港での合計は前年度を108万人下回る4,782万人となっています。

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