ノースロップ・グラマンは2020年6月16日(火)、アメリカ空軍(USAF)と大型航空機赤外線対策(LAIRCM)システムに関して、1億5130万ドルで数量未確定(IDIQ)契約の一部を締結しました。
今回の契約では、C-17A、HC/MC-130J、KC-46A、P-8A、CH-53K、C-37、大統領専用機を含む航空機のアップグレードや改修、製造時にLAIRCMシステムを提供します。
LAIRCMシステムは、赤外線誘導ミサイルから航空機を防御するシステムです。赤外線ミサイルを探知追跡し、ミサイルシーカーに自動で高強度レーザーを照射して妨害します。
ノースロップ・グラマンはUSAFに20年近くに渡りLAIRCMシステムを提供し、赤外線対抗装置(IRCM)を世界の80種類、1,500機を超える航空機に搭載しています。