S7航空、6月には全国内線の運航を再開へ 検疫緩和で需要は回復傾向

S7航空、6月には全国内線の運航を再開へ 検疫緩和で需要は回復傾向

ニュース画像 1枚目:S7航空
© S7 Airlines
S7航空

ロシアのS7航空は2020年6月中に、全国内線の運航再開を見込んでいます。ノヴォシビルスクとイルクーツクのシベリア地域のハブ空港における路線ネットワーク開発の一環として、新規路線も追加されます。

就航路線の中では、S7航空は、イルクーツク発着のペトロパブロフスク、ユジノサハリンスク線、ノヴォシビルスク発着のヴォルゴグラード、オレンブルク線、またウラジオストク/アナディリ線に直行便で定期便を運航する唯一の航空会社となります。

また、新たに南部の都市が追加され、6月からは、イルクーツク発着でソチ、シンフェロポリなどの黒海沿岸エリアへの直行便を就航します。また、モスクワ発着の地域間路線を拡大し、6月からモスクワ・ドモジェドヴォ発着でウリヤノフスク、ゲレンジーク線、8月にはマハチカラ線にも就航します。

新型コロナウイルス(COVID-19)による検疫措置の緩和と季節的な旅行需要の高まりで、市場は回復傾向にあり、S7航空は6月の搭乗者数は5月比で50%増、運航便数は40%増になると予測しており、夏季期間はこのトレンドが継続するだろうと説明しています。

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