横田基地のオスプレイが部品遺失、自治体が抗議と再発防止を要請

横田基地のオスプレイが部品遺失、自治体が抗議と再発防止を要請

ニュース画像 1枚目:CV-22B
© U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Blake Wiles
CV-22B

横田基地所属のCV-22オスプレイが2020年6月16日(火)17時頃、飛行後の点検で航空機のサーチライトドームの紛失が判明し、北関東防衛局を通じ東京都と周辺市町連絡協議会に情報提供しました。遺失物の大きさは、縦、横、高さがそれぞれ約15.8センチメートル(cm)、約15.8cm、約10cmで、重さおよそ453グラムです。

周辺市町連絡協議会は、部品などの落下は人命に関わる重大な事故につながりかねないとして、在日アメリカ軍横田基地第374空輸航空団副司令官、北関東防衛局長、横田防衛事務所長に対し、厳重に抗議しています。事故の経緯を明らかにし、原因究明と再発防止を図るまでCV-22の飛行運用を差し控えるよう求めています。

横田基地では過去にも飛来機の部品遺失が発生しており都度、再発防止の徹底と安全性が確認されるまで運用を再開しないことを要請していますが、再び同様の事案が発生したこと、今回の遺失判明後もCV-22が飛行を続け、極めて遺憾と表明しています。

このため、航空機の点検整備を強化と安全確保の徹底、関連する情報を関係自治体に速やかに提供することも要請しています。

期日: 2020/06/16
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