アメリカン航空グループは2020年6月21日(日)、7億5,000万ドル相当の普通株式と、7億5,000万ドル相当のシニア転換社債、また担保付き上位債15億ドルの起債、5億ドルの新規の融資枠契約で、計35億ドルを資金調達すると発表しました。社債や融資枠に関しては、発着枠や搭乗口使用権などを担保としています。
アメリカン航空はアメリカ政府から従業員の給与用の補助金と融資で、計58億ドルの金融支援を受けており、報道によると、さらに47億5,000万ドルの融資を追加で申請しています。
政府の支援に加え、今回新たに社債などによる資金調達を行うことにより、新型コロナウイルス(COVID-19)で旅行需要が低迷する中、流動性を確保し、財政の見直しを図ります。