海上自衛隊は2020年6月21日(日)、アデン湾西方海域でEU海上部隊と共同訓練を実施しました。訓練は海賊対処時の共同連携要領の向上と海賊対処能力の強化を目的として実施されました。
海自は護衛艦「おおなみ(DD-111)」、EU海上部隊はスペイン海軍フリゲート「サンタ・マリア(F-81)」が参加しました。訓練は、近接運動、写真撮影、通信訓練、小火器射撃、クロスデッキが実施されました。
「サンタ・マリア」は、サンタ・マリア級フリゲートの1番艦です。満載排水量4,100トン、全長137.7メートル、全幅14.3メートル、速力29ノット、兵装、SAM/ハープーンSSM単装発射機、76ミリ単装砲、CIWS、324ミリ3連装魚雷発射管、SH-60B哨戒ヘリコプター2機が搭載されています。
「おおなみ」は、たかなみ型護衛艦の2番艦です。基準排水量4,650トン、全長151メートル、全幅17.4メートル、速力30ノット、兵装、127ミリ単装速射砲、CIWS、4連装SSM発射機、VLS、3連装短魚雷発射管、SH-60J/K哨戒ヘリコプター1機が搭載されています。