関西3空港、5月の国内・国際線は最低限の便数に 貨物は引き続き大幅増

関西3空港、5月の国内・国際線は最低限の便数に 貨物は引き続き大幅増

ニュース画像 1枚目:関西国際空港
© 関西エアポート
関西国際空港

関西エアポートは、2020年5月の関西国際空港、大阪国際(伊丹)空港、神戸空港の利用状況を公表しました。

これによると、関西国際空港の総発着回数は前年比79%減の3,767回、このうち国際線発着回数は79%減の2,798回、国際線旅客便発着回数は97%減の401回、国内線の発着回数は前年比77%減の969回でした。

また、関空における旅客数は、総旅客数が前年比99%減の36,113人、このうち国際線旅客数が99.8%減の4,597人、国際線の日本人旅客数は99.8%減の1,590人、外国人旅客数は99.8%減の2,589人、国内線は95%減の31,516人でした。

国際貨物便は、旅客便減少で供給がひっ迫したことから、発着回数は前年比97%増の2,225回と大幅に増加したものの、総貨物取扱量は前年比12%減の54,818トンでした。

伊丹空港では、国内線発着回数は前年比73%減の3,202回、国内線旅客数は92%減の106,562人、神戸空港では、国内線発着回数は67%減の871回、国内線旅客数は95%減の13,239人となっています。

新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大で、各国で入出国制限を実施していることから、国際線は旅客便数、旅客数ともに本国への帰還者を運ぶ状態にとどまっています。国内線についても、緊急事態宣言発令による移動自粛の影響を受け、最低限の旅客需要と、それをまかなう程度の便数での運航となりました。

期日: 2020/05/01 〜 2020/05/31
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