統合幕僚監部は2020年6月26日(金)20時ごろ、海上自衛隊那覇基地第5航空群所属のP-3Cが、久米島の北西約300キロメートルの海域を南東進する、中国海軍ジャンカイⅡ級フリゲート1隻を確認したと発表しました。
ジャンカイⅡ級フリゲートの艦番号は「515」でした。この艦艇はその後、沖縄本島と宮古島の間の海域を南下し、一時的に太平洋へ進出し、6月28日(日)に東シナ海へ向けて航行したことが確認されています。
ジャンカイⅡ級フリゲートは、中国海軍での名称は054A型フリゲートです。満載排水量は4,053トン、全長132メートル、全幅15メートル、装備はVLS32セル、76.3ミリ単装砲などヘリコプターは1機搭載しています。1番艦は2008年に就役し、30隻が配備されています。