エミレーツ航空は2020年8月1日(土)から、ドバイ/アムステルダム線にもA380を投入します。新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により運航を停止していたA380は、7月15日(水)からロンドン・ヒースロー、パリ線に投入され、アムステルダム線はこの2路線に続くA380投入路線となります。A380が定期便で旅客を乗せて運航するのは3月以来です。
A380はその機体の大きさによる座席数の多さから、パンデミックで旅客需要が急減した時期に航空会社の運航に関連する負担が大きく、A380の運航再開や投入路線の拡大は、エミレーツ航空がCOVID-19の影響から回復していることを裏付ける1つの指標です。
なお、ロンドン・ヒースロー線では、8月1日(土)から2便目のデイリー便にもA380の投入が予定されています。
エミレーツ航空は7月15日(水)から、アテネ、バルセロナ、ジュネーブ、グラスゴー、ラルナカ、ミュンヘン、ローマ線の運航を再開したほか、7月16日(木)にはマレ、ワシントン線、7月17日(金)にはブリュッセル線を再開し、路線ネットワークを世界50都市以上にまで回復させています。