英独ユーロファイター、バルト海で共同訓練

英独ユーロファイター、バルト海で共同訓練

ニュース画像 1枚目:ドイツ空軍ユーロファイター
© RAF
ドイツ空軍ユーロファイター

イギリス空軍(RAF)は2020年7月15日(水)、リトアニアに派遣しているユーロファイター・タイフーンFGRがドイツ空軍のユーロファイターとバルト海で共同訓練を実施しました。タイフーンは、北大西洋条約機構(NATO)のバルト三国領空警備(BAP)で、リトアニアに派遣しています。

ドイツ空軍は第71戦術空軍航空団(TLG71)の分遣隊がユーロファイターをリトアニアに派遣し、RAFと合同でクイック・リアラクション・アラート(QRA)などの訓練を実施しました。TLG71は、2020年後半にエストニアでNATOによるバルト三国領空警備に就く予定です。

「NATOによるバルト三国の領空警備」は、バルト三国領空をNATOが防衛協力で各国が警備を支援する活動で、2004年3月から継続されています。旧ソ連から独立したエストニア、ラトビア、リトアニアは、有効な航空戦力を保持しておらず、NATO加盟諸国が持ち回りで戦闘機を短期派遣し、その領空警備を担っています。

期日: 2020/07/15から
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