B-1Bランサーと空自F-15・F-2、日米共同訓練

B-1Bランサーと空自F-15・F-2、日米共同訓練

ニュース画像 1枚目:B-1Bランサーと空自F-15
© 航空自衛隊
B-1Bランサーと空自F-15

航空自衛隊とアメリカ空軍のB-1Bランサー1機が2020年7月27日(月)、共同訓練を実施しました。グアムのアンダーセン空軍基地に前方展開するB-1Bが日本付近に飛来し、空自の小松、百里、築城、那覇のF-15、F-2戦闘機、計15機が参加しました。日米共同対処能力や部隊の戦術技量の向上を目的に、編隊航法、各種戦術などの訓練が実施されました。

B-1Bは、長距離・長時間の爆撃任務を遂行でき、7月に第37遠征爆撃飛行隊(37EBS)所属のB-1Bを2機、アンダーセン空軍基地に再び展開しています。前方展開の目的は、自由で開かれたインド太平洋の実現を支援し、能力強化のため相互運用性を構築する機会を設けることです。今回の空自との訓練は、B-1Bがグアムに飛来する7月17日(金)以来のことです。

B-1は最大マッハ1.25で飛行できる戦略爆撃機で、1974年12月23日に初飛行しています。量産計画が停止されたものの、復活したB-1Bは1984年10月に初飛行し、アフガニスタンでの「不朽の自由作戦」に参加するなど実戦展開も重ねています。敵地侵攻のため、味方レーダーの受信と敵レーダー妨害の電子機器システムの搭載をはじめ、最近ではデジタルコクピット化など改修も加えられています。

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