三沢基地、ワイルドウィーゼルの士官がメンターシップ賞を受賞

三沢基地、ワイルドウィーゼルの士官がメンターシップ賞を受賞

ニュース画像 1枚目:ブラッドリー・ヘイウッド技術士官
© U.S. Air Force photo by Airman 1st Class China M. Shock
ブラッドリー・ヘイウッド技術士官

アメリカ空軍(USAF)三沢基地の第35戦闘航空団(35FW)、ブラッドリー・ヘイウッド技術士官は2020年7月7日(火)、部隊の仲間をやる気にさせるため、非番中も努力した事を認められ、「ビリー・J・ボウレス元帥メンターシップ賞」を受賞しました。

ワイルド・ウィーゼルの士官ヘイウッドさんは、部隊のパイロットのモチベーションを高める能力が評価され受賞しました。若かりしヘイウッドさんは、人に相談できず小さなミスを繰り返していました。そんな時、「師匠」となるギャッバート曹長とザレス曹長が気にかけ、助けを求めても大丈夫ということを思い出させてくれました。

ヘイウッドさんは仲間の指導のほか、差別やいじめ、ハラスメントなどの対処や基地内の人間関係を良好を醸成する方法を指揮官に助言しています。

昔の軍隊では「厳しい教官」や「鬼軍曹」が厳しく接して教育がおこなわれていました。映画でもそんな教官たちが登場する作品が数多くありました。「トップガン」の飛行教官ヴァイパーやジェスター、「ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場」でクリント・イーストウッド演じるハイウェイ軍曹を思い起こす方も多いでしょう。

時代が変わり現代は、厳しく教育する代わりに、声をかけ、助言し、サポートを通じて兵士を育てていきます。そんな時代の変化が垣間見えるアメリカ空軍の話でもあります。

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