関西3空港、6月の国内線旅客 5月から増加

関西3空港、6月の国内線旅客 5月から増加

関西エアポートは、2020年6月の関西国際空港、大阪国際(伊丹)空港、神戸空港の利用状況を公表しました。各国で入出国制限を実施していることから、国際線は旅客便数、旅客数ともに大きな影響を受けています。国内線は、全国的な緊急事態宣言が解除されたことから、3空港すべてで便数、旅客数とも5月からは増加しています。

このうち、関西国際空港の総発着回数は前年比79%減の3,654回、このうち国際線発着回数は81%減の2,538回、国際線旅客便発着回数は98%減の279回、国内線の発着回数は前年比72%減の1,116回でした。

関空の旅客数は、総旅客数が前年比97%減の80,683人、このうち国際線旅客数が99.7%減の6,432人、国際線の日本人旅客数は99.6%減の2,566人、外国人旅客数は99.8%減の3,330人、国内線は87%減の74,251人でした。5月の総旅客数は36,113人で、2.2倍となっています。

国際貨物便は、旅客便減少で供給がひっ迫したことから、発着回数は前年比94%増の2,140回と大幅に増加したものの、総貨物取扱量は前年比4%減の56,432トンでした。

伊丹空港では、国内線発着回数は前年比59%減の4,693回、国内線旅客数は76%減の317,502人、神戸空港は国内線発着回数は43%減の1,377回、国内線旅客数は80%減の52,368人でした。5月の旅客数は伊丹が106,569人、神戸が13,239人で、それぞれ2.9倍、4倍と堅調に旅客数が回復しています。

期日: 2020/06/01 〜 2020/06/30
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