エンブラエル、ボサノヴァ内装フェノム300Eを初納入

エンブラエル、ボサノヴァ内装フェノム300Eを初納入

ニュース画像 1枚目:「ボサノヴァ」内装のフェノム300E
© Embraer
「ボサノヴァ」内装のフェノム300E

エンブラエルは2020年8月14日(金)、「ボサノヴァ」インテリアを採用した初のフェノム 300Eを、Patient Airlift Services(PALS)の共同創設者であるジョー・ハウリーさんに納入しました。

「ボサノヴァ」インテリアは、ブラジルのジャズ音楽にちなんで命名された新たな内装オプションで、フェノム 300Eのアップグレードと同時に発表されました。カーボンファイバー調のデザインを各所に採用し、フェノム 300シリーズで初めてピアノブラックを採用しています。

6月末に初号機が納入された新たなフェノム300Eは、インテリアの向上で静寂性が高められ、コクピット足元にゆとりが確保されました。最高速度はマッハ0.80、巡航速度454ノット、航続距離は5人乗りで3,724メートルと現在、ライトジェットのカテゴリで世界で最も速いシングルパイロット用ジェット機です。

フェノム 300Eを受領したPALSは、人生で最も困難な時期に直面する家族を支援するボランティア・パイロットの組織です。所属するパイロットたちは、診断や治療、経過観察など医療活動を受けるため、移動が必要な人々を無料で支援しています。

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