岡山県は2020年8月24日(月)、岡山空港の将来ビジョンや民間活用による管理運営手法を調査・検討する「岡山桃太郎空港空港づくり基本構想検討委員会」第2回会議を開催しました。「岡山空港の目指すべき方向性」を議論し、「県民生活の向上」「地域経済の活性化」「にぎわい拠点の提供」「安全・安心の確保」「広域連携の推進」を目指すべき方向として掲げました。
6月に開催された第1回会議では、空港の運用状況や、旅客ターミナルビルや駐車場など、施設面に関する意見・課題などなどが話し合われ、岡山らしい空港像を検討する必要性の認識共有が行われました。
これを踏まえ、2回目で提示された目指す方向性の実現に向け、具体案として、羽田線の増便や機材大型化、新千歳線の搭乗率向上、東南アジア方面での新規路線開拓などを挙げています。岡山空港の定期路線は、国内が新千歳、羽田、那覇の3路線、海外が仁川、上海、香港、台北の4路線です。
なお、第1回会議では、民営化で一定の成果を挙げている高松空港などの事例が紹介されており、民営化も継続して検討されます。次回の会議は11月が予定されています。