ワンワールド、CO2排出量実質ゼロ 2050年を共通目標に

ワンワールド、CO2排出量実質ゼロ 2050年を共通目標に

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ワンワールド

ワンワールドは、加盟航空会社の共通目標として、2050年までに二酸化炭素(CO2)排出量の実質ゼロを実現する方針を発表しました。ワンワールドには現在13社の航空会社が加盟しており、国際民間航空機関(ICAO)を含む各国政府が事前に合意した環境枠組みの中で、航空各社は目標達成を目指します。

具体的には、持続可能な航空燃料の導入や、燃費の良い航空機への投資、廃棄物や使い捨てプラスチック製品の削減、カーボンオフセットなどに取り組みます。

加盟航空会社の中では、すでに2050年を目標とした取り組みを開始している航空会社もあります。ブリティッシュ・エアウェイズは家庭や業務から出た廃棄物を再生可能なジェット燃料に変えるイニシアチブに参画しています。アメリカン航空は、燃費の良い航空機を500機以上導入し、燃費が劣る機材更新を進めています。

また、日本航空(JAL)は、長期目標である「ゼロエミッション」を2020年6月に策定しています。「バイオジェット燃料の開発促進と活用」、「省燃費機材への更新」、「日々の運航での削減」、「排出量取引への対応」の4つを大きな柱とし、2050年度までに二酸化炭素排出量の実質ゼロをめざしています。

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