日米豪韓、海上演習「パシフィック・ヴァンガード」実施

日米豪韓、海上演習「パシフィック・ヴァンガード」実施

ニュース画像 1枚目:いせを中心に陣形を組んで航行
© Photo by Japan Maritime Self-Defense Force
いせを中心に陣形を組んで航行

海上演習「パシフィック・ヴァンガード20」は2020年9月12日(土)、アメリカ海軍、アメリカ海兵隊、オーストラリア海軍、海上自衛隊、韓国海軍が参加し、グアム島周辺海空域で開催されました。インド太平洋の4カ国、1,500人以上の隊員が参加し、海上での技術研鑽、実践的な協力関係の強化を図りました。2020年は、新型コロナウィルス感染症の対策が講じられ、実施されています。

参加部隊は、海自の護衛艦「いせ(DDH-182)」、「あしがら(DDG-178)」、アメリカ海軍は駆逐艦「バリー(DDG-52)」、補給艦「ジョン・エリクソン(T-AO-194)」に潜水艦と海軍哨戒飛行隊VP-1「スクリーミング・イーグルス」、オーストラリア海軍はアンザック級フリゲート艦「アランタ(FFH-151)」と「スチュアート(FFH-153)」、韓国海軍は駆逐艦「イ・スンシン(DDH-975)」と「ソエ・リュ・ソンニョン(DDG-993)」です。演習は複合作戦、対空戦、対水上戦、対潜戦、海上補給など幅広い海軍力を結集した内容です。

参加した日米豪韓の4カ国は、西太平洋地域の防衛パートナーとして相互運用性を高めます。このうち、アメリカ第7艦隊はインド太平洋地域で35カ国と共に海上安全保障、安定、紛争抑止の協力関係を築き、日ごろから連携を確認しています。

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