カナダ空軍(RCAF)固定翼捜索救難機の更新プロジェクト(FWSAR)のため、カナダ政府が購入したエアバスC295初号機が2020年9月17日(木)、カナダ・ブリティッシュコロンビア州のコモックス空軍基地に着陸しました。
カナダ軍がCC-295と命名した同型機は、2016年12月に契約した16機の1機目です。この契約は、各種サポート、訓練やエンジニアリング、コモックスに新設されたトレーニングセンター建設、メンテナンス、サポートサービスを包括しています。
エアバスは、新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミック禍の最中にも関わらず、初号機をカナダまで送り届けたことを歓迎しています。2020年内に6機を納入する計画で、これも確実に実現できると自信を示しています。
すでに9月25日(金)までに3機を納入しており、このうち2機目の機体は今後数週間でカナダに到着する予定です。CC-295の納入は、2022年まで継続される予定です。