防衛省統合幕僚監部は、2020年9月1日(火)から9月30日(水)までアデン湾に派遣した海上自衛隊のP-3Cによる飛行内容と水上部隊の活動状況を発表しました。
海賊対処を目的としたソマリア沖での飛行回数は20回、飛行時間は約140時間、確認した商船数は約1,854隻でした。護衛艦、諸外国の艦艇などと民間商船への情報提供は53回、累計は約15,006回で、9月に特別な対処を実施した事例はありません。海賊対処の累計は、飛行回数2,594回、総飛行時間1万9,260時間、確認した商船数は約21万7,083隻にのぼります。
水上部隊の護衛回数は2回、護衛隻数は2隻でした。ゾーンディフェンスの実施日数は23日、確認した民間商船数は88隻でした。ゾーンディフェンスの日数は1,926日、確認した民間商船数は19,386隻で、9月に特別な対処を実施した事例はありません。累計では、護衛回数887回、護衛隻数3,921隻を数えています。