航空観閲式、11月29日に入間基地で開催

航空観閲式、11月29日に入間基地で開催

ニュース画像 1枚目:777 政府専用機
© 航空自衛隊
777 政府専用機

令和2年度航空観閲式は2020年11月29日(日)、航空自衛隊入間基地で開催されます。防衛省・自衛隊は2020年度、2021年度の観閲式は無観客で、最高指揮官の総理大臣の視察、訓示を実施する方針を示しており、具体的な検討が進められていました。

航空自衛隊が主催する航空観閲式は、これまで百里基地で観閲・飛行展示を中心に実施されてきました。2020年度は感染症対策を徹底しながら、多数の来客を招く航空観閲式は難しいとの判断を受け、入間基地に変更し、菅首相の視察や訓示はオンラインで映像配信する予定です。

航空観閲式の観閲官が総理大臣、主催者は防衛大臣、実施責任者は航空幕僚長、執行者は航空総隊司令です。規模は、過去と同様の場合、人員が観閲地上部隊として約860名、車両が約25両、航空機はヘリコプター、戦闘機、輸送機など約80機の規模です。ただし、この規模感は見直される可能性があります。

2017年は中止となっており、2014年以来の航空観閲式で、その間に747-400から777-300ERに変更された新たな政府専用機は、参加すると観閲式で初のお披露目となります。当日は、観閲飛行に加え、展示飛行で緊急発進、航空偵察、機動飛行、対地攻撃などの披露、ブルーインパルスの展示飛行など、恒例のプログラムが実施されるかも注目になります。防衛省は、今回を含め2022年度までの実施要領を受け、2023年度以降の観閲式について検討する方針を示しています。

期日: 2020/11/29
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