大韓航空、コロナワクチン輸送に備えタスクフォースチーム設置

大韓航空、コロナワクチン輸送に備えタスクフォースチーム設置

ニュース画像 1枚目:特殊コンテナを777Fに搭載
© 大韓航空
特殊コンテナを777Fに搭載

大韓航空は、新型コロナウイルスのワクチン開発後の輸送開始に備え、迅速で安全な輸送を実施するタスクフォースチームを設置しました。コロナワクチンは全世界で約100億回分の接種量が必要と見積もられており、その緊急性から航空輸送が欠かせないと考えられています。

大韓航空はこれまで、ワクチン、抗がん剤、インスリン、心血管治療薬など様々な医薬品を輸送しています。また、国際航空運送協会(IATA)が策定し、医薬品温度管理輸送の品質認証プログラム「CEIV Pharma」認証を2019年6月に取得済みで、その輸送品質が評価されています。

また、医薬品輸送用に温度管理ができる特殊コンテナ、仁川空港の貨物ターミナルに約100トンの冷蔵貨物を収容できる冷蔵・冷凍施設を保有し、2021年には仁川空港第2ターミナル横のクール貨物センターを活用した事業拡大も計画しています。

大韓航空はこれまでの医療品輸送経験をもとに、ワクチンの種類に応じた保管温度の確認、輸送時に必要な機器の確保と分析し、確実な輸送を実現する方針です。

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