関空、10月22日に航空機事故消火救難総合訓練 ピーチ機材を使用

関空、10月22日に航空機事故消火救難総合訓練 ピーチ機材を使用

関西国際空港は2020年10月22日(木)、航空機事故消火救難総合訓練を実施します。関西国際空港緊急計画に基づき、航空機事故により多数の負傷者が発生した場合を想定し、毎年実施している訓練です。今回は、ピーチの機材1機、陸上自衛隊第3師団のヘリコプター1機が訓練に使われます。

訓練は、A320が関空着陸時に強い衝撃を受け、滑走路上で第2エンジンから出火、乗員・乗客に多数の負傷者が発生した状況を想定して実施します。消火活動、トリアージ活動など災害医療活動、ヘリコプターや救急車による負傷者救急搬送、遺体の身元確認、夜間用照明展開設置などを訓練します。

参加機関は、関西エアポート、新関西国際空港のほか、国土交通省大阪航空局関西空港事務所、警察・消防・医療の各関係機関など計77機関で、人員は約380名です。このほか、航空機とヘリコプターを1機ずつ、車両約40台を使用します。

今回は新型コロナウィルス感染防止対策を徹底したうえで、夜間活動における各エリアの照度確認・検証、総合対策本部「KIX Joint Crisis Management Group」の設置・運用検証を行い、関係機関との緊密な連携と適切な消火救難・災害医療活動ができる体制を整えます。

期日: 2020/10/22
この記事に関連するニュース
メニューを開く