ライアンエア、スペインの36路線を運休へ-空港税倍増、インセンティブ破棄で

ライアンエア、スペインの36路線を運休へ-空港税倍増、インセンティブ破棄で

ヨーロッパの格安航空会社(LCC)、ライアンエアは2012年7月20日、スペイン路線での運休、減便を発表しました。2012年11月から実施するもので、マドリッドでは11路線を運休、24路線で減便、バルセロナで4路線を運休、22路線を減便。カナリア諸島の各路線で21路線の運休、32路線の減便を実施します。

マドリッド、バルセロナはスペイン政府が出発税(Departure tax)を2倍にしたこと、カナリア諸島の地方政府がライアンエアとの低価格による就航協定を破ったため、としています。

ライアンエアではマドリッド、バルセロナでおよそ230万人、カナリア諸島の路線で110万人の旅客が減ると発表。あわせて経済不況のなかで多くの人員削減、観光による波及効果も薄れることを強調しています。

主な運休路線は以下のとおりです。

■マドリード
アルメリア、アンコーナ、バーリ、ジローナ (バルセロナ)、カリアリ、ヴェーツェ、アイントホーフェン、ハーン (フランクフルト)、マンチェスター、ポズナン、ヴェローナ

■バルセロナ
イーストミッドランド、リーズ、ハンブルク、トリエステ

期日: 2012/11/01から
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